そんなこんなで第3回目
第1回、第2回は自分のことばかりだったので、そろそろ生徒側に視点を当ててみよう。
当塾には、数々の伝説的な成績アップを果たしたOBたちのおかげで、その栄光をトレースすべく夢を持って入塾してくてる生徒が少なからずいる。
そこで伝説を残せそうな生徒と確実に歴史の彼方に埋もれてしまうであろう生徒の違いについて考察する。
当塾に入塾すると9割以上の生徒は、数学ⅠAの指定問題20問と英単語1500個と古文単語230個が出来るようになることが要求される。
数学の指定問題においてはこの20問が確実に理解でき解けるようになればセンター試験の数学ⅠAで8割は必ずとれるようになると私は豪語しているのだが、歴史の彼方に埋もれてしまうであろう生徒はなかなかコンプリート出来ない。できない理由は沢山述べられるが、言い訳を要約するとこうなる。「学校の宿題をやっていました。」「ほかの科目をやっていました。」たった2種類に収束する。
英単語と古文単語においては「がんばってやったんですが・・・」「覚えるのが苦手で・・・」これは要約せずともこの2種類に収束する。
これについて思うところは多々あるのだが、この場では割愛して・・成績上昇と指定問題・英単語・古文単語のコンプリート率の相関係数を計算してみると、なんと0.84!!
ちなみにビリ〇ャルなんて目じゃねーよってな感じで成績を伸ばしていった生徒の指定問題・英単語・古文単語のコンプリート期間は3カ月以内である。
基礎と基本が区別出来てない人が多いが、基礎とはものごとを成り立たせる大元の部分であり、基本は判断・行動・方法のよりどころである。
英単語や古文単語は即点数につながるものではないが、これは基礎である。
指定問題は基本である。即点数につながる。この両方をしっかり短期間でマスターすれば世界が変わる。言い訳、例外は無用。しかし経験者にしか決して解らないのである。
まずは、できない理由を探すのではなく、あきらめずにやり抜こう!!
「あきらめたらそこで試合終了だよ」って安西先生も言っているし・・・