4回目
「僕がしたドーピングは努力だけだ」アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナの言葉である。私が小学生の時の彼はすごかった。今のメッシやCR7もすごいが、マラドーナのインパクトは忘れない。その後のハチャメチャぶりもインパクトがでかすぎるが、どれぐらい凄いかは、動画検索すれば一発だ!!
マラドーナが小さいころオレンジでリフティングをしていたことを聞いて、小学生の私が給食のミカンでリフティングしたり、給食の残りのパンをエサに家庭科の裁縫道具の針を曲げて学校の池の鯉を釣ったりして、めちゃくちゃ怒られたことなどはどうでもいい話だが・・・
言いたいことは、あのハチャメチャなマラドーナのファンであるということと、あの天才マラドーナも努力をしていたということだ。
「目標を達成するには全力で取り組む以外に方法はない。そこには近道はない」バスケットボールの神様マイケルジョーダンの言葉である。この言葉からも努力の大切さは垣間見ることができる。
そこで受験生に視点を戻してみると・・・たまに問題を見つけることがある。
努力とは何かをわかっていない人がいるのだ。
当塾は個人個人に専用ブースを用意しているので、授業以外の時は自分の席で自習することになるわけだが、悟りを啓く為なのか、長時間微動だにしないお地蔵さんにもう一息で到達しそうな生徒がいる。本人の中で「やらなければならない」という意思はあるのだろうが気持ちがついてこずに、ただ苦痛に耐えるという苦行をしているのである。
勘違いをしている。「苦痛に耐えること」=「努力をしている」ではないのだ。
もう一度「努力」というものを見つめ直してみよう!!
「他人にやらされた練習を努力とは言わねえだろ」って茂野吾郎も言っているし・・・