「英語の長文が全然読めない…」
そう悩む中高生の多くが、まず最初にやるのが“単語帳”です。
もちろん、英単語は大切です。
ですが、実は
単語だけでは、長文は読めるようになりません。
「単語は覚えているのに内容が分からない」
「読んでいる途中で意味が迷子になる」
そんな人は、
“英語の読み方”そのものを勘違いしている可能性があります。
今回は、
「長文が読める人は何をしているのか?」
について書いていきます。
◆単語は“材料”でしかない
英単語は、料理で言えば「食材」です。
でも、食材だけ集めても料理は完成しません。
どう組み合わせるか、どこが主語でどこが動詞なのか
つまり、“文の構造”が分からないと意味は取れません。
実際、
「単語は分かるのに読めない」
という人の多くは、
単語不足ではなく、英文の構造理解で止まっています。
◆長文が読める人は「SV」を探している
英語が得意な人は、
ただ左から順番に訳しているわけではありません。
まず、
・主語(S)
・動詞(V)
を見つけます。
そして、
・「どこまでが主語か」
・「どの言葉がどこを説明しているか」
を整理しながら読んでいます。
例えば、長い英文でも、
骨組みが見えると一気に読みやすくなります。
逆に、
単語だけを拾って読むと、
「なんとなくこんな話かな…」
で終わってしまい、
内容を正確に理解できません。
◆“英文解釈”を飛ばすと伸びにくい
最近は、
「長文をたくさん読めば慣れる」
という勉強法もよく見かけます。
もちろん演習量も大切です。
ただ、
基礎がないまま長文だけを解いても、
間違った読み方を繰り返してしまいます。
実際、多くの勉強法でも、
・英単語
・英文法
・英文解釈
・長文
の順番が重要だと言われています。
特に“英文解釈”は、
「なぜそう訳になるのか」
を理解するための練習です。
ここを飛ばすと、
いつまで経っても“感覚読み”から抜け出せません。
◆長文が読めるようになる復習法
長文を解いたあと、
答え合わせだけして終わっていませんか?
実は、伸びる人ほど復習に時間を使っています。
おすすめは、
① わからなかった単語を確認する
② 文構造を確認する
③ 音読する
この3ステップです。
特に音読はかなり効果的です。
英語は、
「目だけ」で読むより、
声に出した方が構造を理解しやすくなります。
最初は時間がかかっても大丈夫です。
正しく読む練習を続けることで、
少しずつ読むスピードも上がっていきます。
◆まとめ
英語は、
「単語を覚えればできる科目」
ではありません。
もちろん単語は必要です。
ですが、本当に大切なのは、
“英文を正しく読む力”
です。
長文が苦手な人ほど、
・単語だけで読もうとしていないか
・文構造を意識できているか
・復習を丁寧にしているか
を見直してみてください。
英語は、
正しい順番で積み上げれば、
必ず読みやすくなっていきます。


