「英単語を何回書いても覚えられません。」
塾でも、本当によく聞く悩みです。
でも実は、英単語が覚えられない原因は「才能」ではなく、
勉強のやり方にあることが多いです。
特に多いのが、
・1回で完璧に覚えようとする
・長時間まとめて覚えようとする
・書くことに時間を使いすぎる
というパターンです。
英単語で大事なのは、
“1回で覚えること”ではありません。
大事なのは、「何回出会ったか」です。
◆英単語は「見る時間」より「見る回数」
英単語を覚えようとして、1時間ずっと単語帳を開いている人がいます。
もちろん、それも無駄ではありません。
ただ、記憶に残りやすいのは、
「1回長く見る」より
「短時間でも何回も見る」
という勉強法です。
例えば、
・朝に10分
・学校の休み時間に5分
・塾の前に5分
・寝る前に10分
という感じで、1日の中で何回も単語を見る方が、記憶に残りやすいです。
◆「100回書く」より「20回見る」
単語を覚えられない人ほど、
「書かなきゃ覚えられない」と思い込んでいることがあります。
もちろん、書く勉強が必要な場面もあります。
ただ、毎回全部書いていると、時間がかかりすぎます。
英単語はまず、
・見る
・読む
・声に出す
・思い出す
この繰り返しが大切です。
例えば、
abandon → 捨てる
available → 利用できる
これを1回ずつ丁寧に書くより、
「abandon…捨てる、abandon…捨てる」
とテンポよく何周も回した方が、圧倒的に多くの単語に触れられます。
◆覚えられないのは普通
生徒を見ていて思うのですが、英単語が苦手な人ほど、
「覚えられない=自分はダメ」
と思ってしまっています。
でも、人間はそもそも忘れる生き物です。
1回見ただけで覚えられる方が珍しいです。
だから大事なのは、
「忘れる前提で何回も見ること」
です。
◆おすすめの覚え方
① まずは30〜50語を高速で見る
1単語に時間をかけすぎず、
「知ってる・知らない」
をテンポよく確認します。
② わからなかった単語に印をつける
全部を完璧にしようとしなくて大丈夫です。
覚えていない単語だけを重点的に回します。
③ 1日に何回も見返す
ここが一番大事です。
・朝
・学校
・塾前
・寝る前
など、“思い出す回数”を増やしてください。
◆最後に
英単語は、「才能がある人だけが覚えられるもの」ではありません。
覚えている人は、特別なことをしているわけではなく、
「何回も触れている」
だけです。
だからもし今、
「英単語が全然覚えられない…」
と思っているなら、まずは勉強時間を増やすより、
“見る回数”を増やしてみてください。
単語帳は、「長時間開くもの」ではなく、
“何度も開くもの”です。


